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2006年3月16日 (木)

暖かいお金 冷たいお金

個人の所得税は、確定申告期限の3月15日で、一応一段落。まだ、いくつかの消費税の申告が残ってはいますが、そんな昨夜、さっそく、私が理事長を務めます、NPO法人資産相談センターの会員会合を開催しました。

NPOの運営とはいろいろとたいへんなものです。人材・資金・ノウハウ・情報・諸々の問題を、どう解決していくかが難しいと思いますが、そんなNPO活動の中で、ちょっと気づいたことがあります。

資金難といえば、確かに、NPOは資金難が多いのですが、ここにたとえ1千万くらいの大金があったとしても、ただお金が存在すれば物事は解決するかというとそうではないのです。もちろん、誰がお金を出すのかということもあるでしょうが、一番の問題は、どういうお金かということと、そのお金をどう使うかということです。

お金の種類には 暖かいお金と冷たいお金があると思います。

もちろん、お金の’暖かさ’、’冷たさ’は、物理的な熱ではなく、イメージです。暖かいお金とは、心のこもったお金のことです。コインやお札というものは、原始時代の物々交換時代から代償物として発生したものですが、そのはるかなる太古の時代においても、モノ・サービス・情報などのふさわしい謝礼として、ありがとうという感謝の念を込めて、受益者が支払い、提供者が受け取ったものです。そのお金には、感謝という暖かい気持ちがありました。

今、街中には冷たいお金が流れています。たとえば、ライブドアの事件で、たくさんのお金が流れましたが、その多くは冷たいお金のように思います。また、巷には高金利の金貸業がありますが、あれも冷たいお金のように思います。バブル時代にも冷たいお金が街中を支配していました。その冷たさに気づいたとき、バブル街が崩壊したのです。

私は税理士として、社長さんや個人事業者の方を数多くみて来ています。暖かいお金を稼いでいる方は、冷たいお金を稼ぐ方より、地味に見えますが、結局は長く営業し大きく成長していくように思います。冷たいお金を稼ぎまくる事業者の方は、しばらくはいいでしょうが、ある日、破局が来ます。それは、集めすぎた冷たいお金の悪い波動エネルギーに、自ら冷え切って崩壊してしまうのです。

お金は必要な量は手元にないと生活に困りますが、本当に必要なお金は、暖かいお金なのです。それはNPOにとっても同じことです。

昨夜、自称’ドライな人物’という非会員の人が、私たちの前に現れて、「つまり金があればいいんでしょう。」という意味の発言をされました。

その考え方は違います。お金には温度があるのです。冷たいお金がいくらあっても意味はないのです。お金には熱がこもっていなければなりません。特にNPOの資金はそうなのです。資金の大小ではなく、熱の大小です。熱とはエネルギーのことです。冷たいお金からは、いい波動エネルギーが生まれないように、私は思うのです。

そこで、暖かいお金をいかに集めるか、そのエネルギーをどう活かすか、そしてその結果、NPOの会員やNPOに携わる人たちが、みな、喜んでいただけることこそが、NPO法人理事長の最大の任務に思います。

3月 16, 2006 日記・コラム・つぶやき |

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